インフラエンジニアの職務経歴書 例文と書き方【サーバー・ネットワーク・クラウドの経験のまとめ方】
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インフラエンジニアの職務経歴書は、案件ごとに「どんな環境を(オンプレミス・クラウド)、どれくらいの規模で、どの工程を担当したか」をまとめるのが基本です。開発エンジニアと違って成果物が目に見えにくい仕事なので、サーバーの台数や拠点の数、担当した工程(設計・構築・運用・保守)を具体的に書くことで、経験の幅と深さが伝わります。
このページでは、SIerでサーバー・ネットワークの構築を経験した後、事業会社でクラウドの運用を担当してきたインフラエンジニアを想定した例文と、インフラの仕事ならではの書き方のポイントを紹介します。
インフラエンジニアの職務経歴書 例文
※架空の人物で作った見本です。会社名・数字はご自身の経験に置き換えてください。
職務経歴書
職務要約
SIerで約4年間、企業の社内システム向けにサーバー・ネットワークの設計・構築を担当した後、Web系の事業会社で約3年間、自社サービスのクラウド基盤の構築・運用に携わってまいりました。オンプレミスからAWSへの移行、Terraformによる構成のコード化、監視と障害対応の仕組みづくりを中心に、サービスを止めない運用に取り組んでいます。
職務経歴
株式会社K(Web系事業会社/従業員約200名)
2022年4月〜現在|事業内容:中小企業向けの勤怠管理サービス(SaaS)
インフラエンジニア(正社員)/インフラチーム3名
- 【オンプレミスからAWSへの移行】2022年〜2023年/チーム3名+開発チーム/担当:移行計画・設計・構築・切り替え
- 環境:AWS(EC2・RDS・ALB・S3・CloudFront)、Amazon Linux、Nginx、MySQL
- 【構成のコード化】Terraformで本番・検証の環境を管理し、変更はプルリクエストでレビューする流れを導入
- 【監視・運用】CloudWatchと外形監視による監視設定、障害時の一次対応、月1回の夜間メンテナンスの計画と実施
実績
- サーバー約30台をAWSへ移行し、切り替え時のサービス停止を計画どおり深夜の約2時間に収めた
- 検証環境の作成を手作業の約2日から、Terraformで約1時間に短縮
- 監視の通知を見直して重要度で分け、夜間の不要な呼び出しを約半分に減らした
株式会社L(SIer/従業員約800名)
2018年4月〜2022年3月|事業内容:企業向けシステムの構築・保守
インフラエンジニア(正社員)
- 【製造業の社内ネットワーク更改】拠点5か所/チーム6名/担当:詳細設計・構築・試験
- 環境:Cisco製のルーター・スイッチ、ファイアウォール、VPN
- 【物流会社のサーバー基盤構築】サーバー約20台/担当:仮想化基盤(VMware vSphere)の構築、Windows Server・Linuxの設定
- 設計書・手順書・試験仕様書の作成、お客様への作業報告
実績
- 拠点の切り替えを休日の作業時間内に完了させ、業務への影響を出さずに更改を終えた
- 構築作業の手順書をひな形にまとめ、チーム内で同じ品質の作業ができるようにした
活かせる経験・知識・技術
- クラウド:AWS(EC2・RDS・VPC・ALB・S3・CloudFront・CloudWatch・IAM)(3年)
- サーバー:Linux(Amazon Linux・RHEL系)(7年)、Windows Server(4年)、VMware vSphere(3年)
- ネットワーク:ルーター・スイッチの設定、VLAN、VPN、ファイアウォールの設定(4年)
- 構成管理・自動化:Terraform(2年)、Ansible(基本的な利用)、シェルスクリプト
- 運用:監視の設計、障害対応、夜間メンテナンスの計画、手順書の作成
資格
- 基本情報技術者
- シスコ技術者認定 CCNA
- AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト
- LPIC-1
自己PR
サービスを止めない移行と運用を計画できます
AWSへの移行では、開発チームと切り替えの手順を何度も確認し、事前のリハーサルと戻す手順まで用意したうえで当日を迎えました。停止時間を計画どおりに収め、移行後の大きな障害もありませんでした。
手作業を減らし、誰でも同じ作業ができる形にします
SIerでは手順書のひな形づくり、現職ではTerraformによる構成のコード化と、作業を人に頼らない形にすることに取り組んできました。貴社でも、運用の負担を減らす仕組みづくりに貢献したいと考えています。
この例文をもとに、
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インフラエンジニアの職務経歴書を書くポイント
1. 案件ごとに「環境・規模・担当工程」を書く
オンプレミスかクラウドか、使った機器やサービス、サーバーの台数や拠点の数、チームの人数を書きます。担当した工程は「要件定義・設計・構築・試験・運用・保守」のどこかを明記しましょう。同じ「構築」でも、設計から任されていたのか、手順書に沿って作業したのかで経験の伝わり方が変わります。
2. 運用・保守は「安定させるために何をしたか」で書く
運用の仕事は「障害がないこと」が成果なので、数字にしにくいと感じがちです。監視の設計、障害対応の手順づくり、メンテナンスの計画など、安定して動かすために自分がした工夫を書くと、仕事の中身が伝わります。
3. スキルは分野ごとに、経験年数を添える
クラウド・サーバー・ネットワーク・自動化のように分野で分けて並べ、それぞれに経験年数を添えます。実務で使ったものと、学習や検証で触れた程度のものは分けて書きましょう。
4. 応募先の環境に近い経験を上に
応募先がクラウド中心ならクラウドの経験を、社内ネットワークの運用ならネットワークの経験を上に詳しく書きます。求人票に書かれている環境や使っているサービスの名前と、自分の経験をつなげて書くのがコツです。
成果を数字で示しにくいときの書き方
監視や保守の担当だと、目立った数字の成果が出にくいこともあります。その場合は、担当した範囲、対応した作業の種類、チームや利用者にとって何が楽になったかを書きます。
よくある書き方
サーバーの運用・保守を担当しました。
伝わる書き方
勤怠管理サービスのAWS環境(サーバー約30台)で、監視設定、障害時の一次対応、月1回の夜間メンテナンスの計画と実施を担当しました。
伝わる書き方
製造業の社内ネットワーク更改(拠点5か所)で、ルーター・スイッチの詳細設計と設定、切り替え後の試験を担当しました。
よくある質問
運用・監視の経験しかなくても、インフラエンジニアとして書けますか?
書けます。監視している環境の規模、対応した障害の種類、作った手順書や改善したことを具体的に書けば、運用の経験として十分に伝わります。設計・構築に挑戦したい場合は、検証環境で自分で構築した経験や学習中の内容も、実務と分けて書いておきましょう。
お客様の名前や社内の構成を書いてもよいですか?
お客様の名前は「製造業」「物流会社」のように業種で書き、ネットワークの構成やIPアドレス、設定の中身など社外に出せない情報は書かないのが基本です。台数・拠点数・使った機器やサービスの種類が分かれば、経験の規模は伝わります。
資格はすべて書いた方がよいですか?
応募先の仕事に関係する資格は、正式な名称で書いておくのがおすすめです。取得の年月を添えると分かりやすくなります。勉強中の資格は「◯◯取得に向けて学習中」のように、取得済みのものと分けて書きましょう。
この例文をもとに、
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