医療事務の職務経歴書 例文と書き方【クリニック・病院の見本】

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医療事務の職務経歴書では、「受付・会計・レセプト業務」と書くだけでは、ほかの応募者と差がつきにくくなります。同じ医療事務でも、クリニックか病院か、どの診療科か、1日に何人の患者さんに対応していたか、レセプトのどの工程まで任されていたかで、経験の中身が大きく変わるからです。

このページでは、内科クリニックで受付からレセプトの点検まで担当してきた人を想定した例文と、医療事務ならではの「規模」「工程」「正確さ」の伝え方を紹介します。

医療事務の職務経歴書 例文

※架空の人物で作った見本です。会社名・数字はご自身の経験に置き換えてください。

職務経歴書

職務要約

医療事務の専門学校を卒業後、内科・小児科のクリニックで約5年間、受付・会計・レセプト業務を担当してまいりました。1日平均80名の患者さんの受付と会計に対応しながら、月約1,200件のレセプトの作成と点検を担当し、3年目からは院内の点検手順の取りまとめも任されています。正確な請求と、患者さんが待ち時間に不安を感じにくい受付対応を心がけてきました。

職務経歴

医療法人A Aクリニック(内科・小児科/無床/職員約15名)

2021年4月〜現在|外来診療(一般内科・小児科・予防接種・健康診断)

医療事務(正社員)

  • 受付業務(1日平均80名。保険証・医療証の確認、問診票の案内、予約の管理)
  • 会計業務(診療費の計算・請求、自費の健康診断・予防接種の会計)
  • レセプト業務(月約1,200件の作成と点検、返戻・査定の内容確認と再請求の準備)
  • 電子カルテ・レセプトコンピューターへの入力と、医師への算定内容の確認
  • 電話での予約・問い合わせ対応(1日30件前後)
  • 新人スタッフ2名への受付・会計業務の指導

実績

  • 返戻になりやすい項目を一覧にした点検用のチェック表を作り、院内の点検手順をそろえた(返戻の件数が月10件前後から3件前後に減少)
  • 予防接種の予約を紙の台帳から予約システムの管理に移す作業を担当し、電話での問い合わせへの回答を早くした
  • 繁忙期(インフルエンザの流行期)に受付の動線を見直し、問診票の記入場所を分けて受付前の混雑をやわらげた

活かせる経験・知識・技術

  • レセプトの作成・点検(医科・外来)
  • 電子カルテ・レセプトコンピューターの操作
  • 保険証・公費の医療証の確認と、会計時の算定
  • Excel:患者数・予約数の集計表の作成、関数を使った集計
  • 電話・窓口での患者さん対応と、新人スタッフの指導

資格

  • 医療事務技能審査試験(医科)
  • MOS Excel 365

自己PR

請求の正確さを、点検の仕組みで支えられます

返戻の原因を振り返ると、確認する項目や順番が人によって違うことが多いと気づきました。返戻になりやすい項目を一覧にしたチェック表を作り、院内で点検の順番をそろえたところ、返戻は月10件前後から3件前後に減りました。個人の注意力だけに頼らず、仕組みで正確さを保つことを大切にしています。

混み合う時間でも、患者さんの不安を減らす受付ができます

体調のすぐれない方やお子さま連れの方が多いクリニックで、待ち時間の目安をこまめにお伝えすること、問診票の書き方で迷っている方に先に声をかけることを続けてきました。貴院でも、診療がスムーズに進むよう、受付から会計まで周りと連携して動きたいと考えています。

この例文をもとに、
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医療事務の職務経歴書を書くポイント

1. 医療機関の種類・診療科・規模を最初に書く

クリニックか病院か、病床の有無、診療科、職員の人数を書くと、どんな患者さんにどのくらいの忙しさで対応していたかが伝わります。病院なら「外来」「入院」「病棟クラーク」など、担当していた部門もはっきり書きましょう。

2. レセプトは「どの工程まで」担当したかを書く

レセプト業務は、入力・作成・点検・返戻や査定への対応など、いくつもの工程に分かれます。「レセプト業務」とまとめず、医科か歯科か、外来か入院か、月に何件ほどを、どの工程まで担当したかを書くと、即戦力かどうかが判断しやすくなります。

3. 受付・会計は1日の患者数で規模を伝える

「受付業務を担当」だけでは仕事の量が伝わりません。「1日平均80名」「電話30件前後」のように数を添えると、忙しい中でも正確に対応してきたことが伝わります。正確な数が分からなければ「約」「前後」で構いません。

4. 使っていたシステムと資格は正式な名前で書く

電子カルテやレセプトコンピューターは、応募先で同じものを使っていれば慣れるまでが早いと判断されます。製品名を書ける場合は書き、分からなければ「電子カルテ(クラウド型)」のように種類を書きます。資格は、試験の正式な名前と区分(医科・歯科)を書きましょう。

実績がない・数字で書けないときの書き方

医療事務の仕事は、売上のような分かりやすい数字が出にくいものです。その代わりに、患者数・レセプトの件数・返戻の件数・かかった時間など、毎日の仕事の中にある数字や、仕事のやり方を良くした経験を書くと、正確さと工夫が伝わります。

よくある書き方

受付・会計・レセプト業務を担当しました。

伝わる書き方

内科クリニックで、受付・会計(1日平均80名)と、外来のレセプトの作成・点検(月約1,200件)を担当しました。

よくある書き方

ミスのないよう気をつけて仕事をしていました。

伝わる書き方

返戻になりやすい項目を一覧にした点検用のチェック表を作り、院内で点検の順番をそろえました。

よくある質問

クリニックから病院の医療事務に転職する場合、どう書けばよいですか?

クリニックでは受付から会計・レセプトまで一通りを担当していることが多いので、その幅の広さを強みとして書きます。そのうえで、応募先の病院で担当する部門(外来・入院など)に近い経験を上に並べ、レセプトの件数や点検の工程を具体的に書きましょう。

医療事務の資格を持っていなくても応募できますか?

求人によって、資格を必須とするもの、歓迎とするもの、問わないものがあります。応募先の求人票で条件を確かめましょう。資格がない場合は、受付・会計・レセプトなど実際に担当した業務と、身につけた知識を具体的に書くことで経験を伝えられます。

未経験から医療事務に応募する場合、職務経歴書には何を書けばよいですか?

前の仕事の中から、医療事務に近い作業(窓口や電話での対応、お金の計算・会計、データ入力、書類の確認など)を探して具体的に書きます。医療事務の勉強をしている場合は、学んでいる内容と取得予定の資格を、事実どおりに書き添えましょう。

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